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クロガネモチ(実) モチノキ科 モチノキ属 
2005年11月20日 豊橋市 Canon EOS 5D Tamron90mmMacro f/5.6 1/1000sec ISO400

クロガネモチは関東以西・四国・九州の暖地に生育する常緑高木。葉は全縁、革質で楕円形。雌雄異株であり、雌株には赤い果実がたくさんつくので、庭園木や街路樹などに植栽されている。名の由来は、葉柄と若枝が黒紫色(クロガネ色)をしており、モチノキ科であることから。花は5月から6月にかけて咲く。枝の先端付近の葉腋から枝分かれし、たくさんの花を咲かせる。10月頃から実る真っ赤な美しい実は、半年以上落ちもせず色あせもせず、秋から初夏まで彩りを見せてくれる。鳥にとってご馳走なのか、ヒヨドリなどの野鳥がよくつついている。鳥によって広範囲に種子を運んで貰う有効な作戦と思われる。