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フユイチゴ(実) バラ科 キイチゴ属 
2006年1月5日 葦毛湿原(周辺) Canon EOS 5D Tamron90mmMacro f/5.6 1/60sec ISO800

フユイチゴは常緑のつる性小低木。葉は単葉で互生。葉身は円形で長さ、幅ともに5〜10cm。浅く3〜5裂し、縁には細かい鋸歯がある。葉の表面には毛はほとんどなく、茎や葉裏の脈には短毛が密生する。秋に枝先や葉腋に白い花が数個集まってつく。果実は集合果で直径約1cm、冬に赤く熟す。名の由来も果実が冬に熟すことからきている。実は甘く、そのままでも食べられるがジャムにしても食すことが出来る。背が低く、地面に這うようにして生育しているので一見草のようだが樹木に分類されている。豊橋自然歩道の路脇にも多いので、この時期登られる方はオヤツ代わりに食してみるのも良い。