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クコ(実) ナス科 クコ属  
2006年2月5日 葦毛湿原(周辺) Canon EOS 10D Tamron90mmMacro F/5.6 1/750sec ISO400

クコはナス科の落葉低木。中国から帰化した植物であるが日本各地に自生しており、花も実もよく目立ち、散歩道のいたるところで見られる。「くこ(枸杞)」の名は、中国の本によると「枸(からたち)のようなトゲがあり、杞(こりやなぎ)のように枝がのびる」というので、この名が付けられたという。 8〜9月頃淡紫色の花をつけ、秋には果実が赤く熟す。
古来から有名な薬用植物である。特に中国では不老長寿の薬として三千年−四千年前から用いられたとされ、古典の「詩経」、「本草綱目」他にも記載がある。日本でも平安時代の貴族の間でもてはやされ、江戸時代には貝原益軒が「大和本草」の中でクコは最良の薬菜とし、最近でも日本中に健康食品としてのクコブームが起きた。クコの葉はクコ茶として高血圧、動脈硬化に効き、実は枸杞子(くこし)と言う漢方の生薬やクコ酒にされ、強壮、疲労回復、肝臓機能の強化に用いられ、根は地骨皮(じこっぴ)として血圧降下、解熱等に効き目がある。若葉は天ぷらやお浸しとしても食べられる。