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オオイヌノフグリ ゴマノハグサ科 クワガタソウ属  
2006年1月29日 田原市 Canon EOS 10D Tamron90mmMacro F/4.0 1/1500sec ISO200

オオイヌノフグリは畑や道端、公園などに普通にはえる越年草で、ヨーロッパ原産の植物。日本には明治初期に渡来した帰化植物である。茎は長さ10〜30cmで、柔らかい毛がはえている。葉の大きさは 1〜2cmの卵円形で、縁にきょ歯が見られる。花はルリ色で8mmくらいの、愛らしい花を早春に咲かせる。名前の意味は、大きな「犬のフグリ」であり、フグリとは陰嚢の意味である。2個くっついた果実の形が犬のタマタマを連想させたようである。春を告げてくれる可憐な花なのに、ちょっと可愛そうな名前で不憫に思える。