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トサミズキ マンサク科 トサミズキ属 
2006年3月5日 豊橋市 Canon EOS 5D Tamron90mmMacro F/4.0 1/400sec ISO100

トサミズキは高知県の蛇紋岩地帯や石灰岩地帯などに自生する落葉低木。高さは数mになり、若い枝は分岐点でジグザクに曲がる。葉は長さ5〜10cmほどで、やや長い丸い形となり、質は厚く丈夫である。花期は3月〜4月で、葉が展開するよりも先に穂状花序を下向きに垂らす。色は早春の花らしい淡い黄色。5枚の花弁はヘラ形、5本の雄しべはふつう花弁より短くて、中をのぞくと、先端の紅色の「葯」が目に入ってくる。花柱は2本ある。春を告げる花の1つとして人気が高く、庭木や盆栽としてよく植えられる。