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カタクリ ユリ科 カタクリ属 2005年3月27日 豊橋自然歩道(NHK中継所) Canon EOS 20D Tamron90mmMacro f/2.8 1/1000sec |
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雪融けとともに芽吹き花を咲かせ、木々が緑を茂らせるころには枯れてしまうスプリングエフェメラル「カゲロウのような春のはかない命」の代表。 最初は1枚だけ葉を出して光合成で地下茎に養分を蓄え、初夏から次の早春までは地下で眠り、翌年再び1枚の葉を出して光合成を行いコツコツと養分を蓄え、約8年かけてやっと花を咲かせる。花の後種子を作るがそのままでは完熟せず、地下茎の養分を全て使って種を熟成させ繁殖を図る。 そして、養分を使い切った固体は翌年からまた1枚の葉っぱを出してせっせと光合成により地下茎に養分を貯める事を繰り返す地道な倹約家である。 |