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キンラン ラン科 キンラン属
2005年5月2日  葦毛湿原  Canon EOS 20D Tamron 90mmMacro f/2.8 1/200sec

葉は互生し、長さ8〜10pの長楕円形で、先がとがり、基部は茎を抱く。茎頂に黄金色の花を数個付ける。萼片は長さ約1p、側花弁もほぼ同長。唇弁の基部は筒状で、内側に黄褐色の隆起線が数本ある。林の中の日陰に自生し、かっては日本各地に分布していたが、最近絶滅が危惧されている。花は晴天の時に開き、曇りや雨の日は閉じてしまう。
この花を見つけたときは正直興奮した。やはりラン科の花はその美しさが別格の気がする。この日は時間が遅かったので花が開いていなかったので翌日再度撮影に行った。時間的な関係か少ししか開花していなかったが、やはり開花しているとランの仲間だと実感する。

追記 2014/05/08  「画像365日」は2005年に1年間毎日画像とそれに伴う記事をアップしまして、植物に興味を 持ち始めたばかりの頃の記事です。 結構しんどい作業であり、面倒くさがりの私にとっては力作 だったのでずっと残してあります。 今読み返してみると初心者だった頃の記事ですので恥ずかしい 限りですが、また、あの時の新鮮な感動が懐かしくもあります。  その後、キンランは地元でも割と頻繁に目にするようになり、比較的普通種であることがわかった為 今では感心が薄れて他の植物に目がいくようになってしまいましたが、ラン科植物に特別な思いを 抱くようになったのは、思えばこの時の感動が原点だったような気がします。