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ツクバネウツギ スイカズラ科 ツクバネウツギ属 2005年4月30日 葦毛湿原 Canon EOS 20D EF17-40L f/4.0 1/250sec ISO400 |
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ツクバネウツギは関東以西に分布する落葉低木。林縁部や明るい二次林に生育する。乾燥した尾根などよりも谷筋などの適潤地に多い。「衝羽根空木」の名の由来は、果実にタンポポのような追羽根に似た羽根がつくことから。この羽根は果実になっても残った顎であり、この顎がプロペラの役割を果たし、果実が風に乗って運ばれるのを助ける。 花はラッパ状だが先端が5弁となっている。オレンジ色の模様があり、陽の光に透かして見ると美しい。また、花柄の部分が種になるので少し太いこともあり、萼と花を含めた全体の形がハンドベルのようで愛らしい。 |