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ヒメハギ ヒメハギ科 ヒメハギ属
2005年4月27日  湖西連峰  Canon EOS 20D Tamron90mmMacro f/8.0 1/400sec ISO200

和名は萩の花に似て小さいことから。茎は硬く、葉は互生で常緑。花期は4月〜7月で蝶形の不思議な形をした紫色の花をつける。合弁花植物のように見えるが、5枚の花弁が癒着して筒状になった離弁花。大きな花弁のように見えるのは5個の萼片のうちの2個である。種子にはアリの好む附属体(カルンクラ)があり、アリによって種子が散布される。
花は蝶型というより鳥型と言った方が合っていると思う。花弁は鳥の胴のように筒状で先端が尾羽のように房状に裂けており、左右に開いた萼片は羽を広げて飛んでいるようだ。毎日空を見上げ、鳥になって羽ばたくことを夢見ているうちにこのような花の形になったんだろうか?