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テイカカズラ キョウチクトウ科 テイカカズラ属
2005年5月17日  葦毛湿原  Canon EOS 20D EF100mmMacro f/3.5 1/250sec ISO400

テイカカズラは常緑のツル植物で、本州から九州に至る温暖な地方に普通なツル植物である。樹木へ登る方法は気根とよばれるものであり、随所から短い根を出して樹皮に付着する。樹木に巻き付くことはないので、樹木を締め付けることはなく、あまり木に迷惑をかけないツル植物である。名前の「定家葛」は鎌倉時代の歌人藤原定家の墓所に生えていたことに由来するという。
花は初夏に咲き,最初は純白で終わりに近づくと黄色くなる。花びらはねじれている。テイカカズラはキョウチクトウ科なので,一重の白い花の咲くキョウチクトウ(夾竹桃)と似ているが,花びらの旋回方向が逆になっている。また、花びらの縁はフリルのように波打っていておしゃれである