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ハンカイソウ キク科 メタカラコウ属 
2005年5月26日  葦毛湿原  Canon EOS 20D EF17-40mmL(37mm) f/4.5 1/25sec ISO100

ハンカイソウは本州の静岡県以西の本州、四国、九州に分布する大型の多年生草本。湿原の周辺や、開けた渓谷、湿った草原に生育する。草丈は1mほどになり、太い地下茎から複雑に切れ込んだ葉を出す。6月から7月にかけ、高さ1〜2mほど花茎をのばし、直径10cmほどの花を咲かせる。種子は長さ1cmほどであり、冠毛があって風によって散布される。
和名の由来は豪壮な姿を中国の武将に見立てたもの。花は直径10cmほどもあり、これがいくつも集まって咲くとよくめだつ。葦毛湿原では多くはなく、木道横や付近の林道脇で見られる。