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ミズオトギリ オトギリソウ科 ミズオトギリ属 
2005年9月8日  葦毛湿原 Canon EOS 20D EF100mmMacro f/6.3 1/80sec ISO100

池や沼、湿地に生える多年草。地下茎は泥の中をはって分枝する。高さは30センチ前後。葉は対生し、長さ3〜7センチの長楕円形で、基部はなかば茎を抱く。透かしてみると、明るい大小の点が多数散らばり、ふちにも明点がある。秋は紅葉が美しい。8〜9月、直径約1センチの淡いピンクの花が咲く。花は午後3〜4時に開き、夕方にはしぼむ。雄しべは3個ずつ、3つの束に分かれている。雌しべの先端は三つに割れている。
名の由来は水辺に咲くオトギリソウという意味。オトギリソウの仲間は殆ど黄色い花を付けるが、珍しくピンク色で、優しく柔らかな色合いが美しい。 午後の短い時間、しかも晴れてないと咲かないという大変繊細な花である。 なかなか良い時間に訪れる事が出来ず開花を見ることが出来なかったが今年やっと念願かなって見ることが出来た。