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キキョウ キキョウ科 キキョウ属 
2006年8月16日  茶臼山 Canon EOS 5D EF100-400mmF4-5.6L IS f/5.6 1/250sec ISO100

キキョウは山野の日当たりの良いところに生育する多年草で、日本全土に分布する。草丈は 40〜100cm 程度。葉は互生で長卵形、ふちには鋸歯がある。下面はやや白みがかっている。 つぼみの状態では花びら同士が風船のようにぴたりとつながっている。 蕾が徐々に緑から青紫かわり裂けて 6〜 8月にかけて星型の花を咲かせる。秋の七草の一つに数えられているが、花期は夏である。
 キキョウの根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根という)として利用されている。去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。