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ススキ イネ科 ススキ属  
2005年9月18日  津具村 Canon EOS 20D EF50mmMacro f/8.0 1/1000sec ISO100

ススキは全国の草地に生育する多年生草本。路傍・荒れ地・堤防法面・牧草地・スキー場など、年に1〜2回刈り取りが行われる草地に生育する。地下茎は短く枝分かれして大きな株を作り群生する。 葉は交互に生えて細長く長線形で、先は尖り中央に葉脈がある。基部は長い鞘(さや)になって茎を抱く。縁には鋭いギザギザがあり、時として手を切ってしまう。花は8月頃から咲き始め、はじめは花枝は横に開いているが、やがてすぼんで尾状になる。
秋の七草の一つで、花茎を切り取って生けると実に趣があり、また、お月見には欠かせない花である。今年は18日が中秋の名月であったが、晴天に恵まれ見事な十五夜お月様を見ることが出来た。たまには照明を消して月を眺めてみると、心が落ち着いてゆとりが持てるように思う。