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イヌショウマ キンポウゲ科 サラシナショウマ属  
2005年9月8日  津具村 面の木園地 Canon EOS KissDN EF50mmMacro f/4.0 1/60sec ISO200

本州の関東〜近畿地方の丘陵や山間部などの湿った所に分布する多年草。
仲間のサラシナショウマの若芽が食用になるのに対して、食用にならないことから役に立たないという意味で頭に「イヌ(犬)」がつけられたということである。犬にとっては名誉毀損で訴えたいところでは無かろうか。
サラシナショウマは花柄があるのに対してイヌショウマは花柄が無く直接咲いているように見える。また、つぼみが赤みがかっていると言う特徴もある。つぼみが開くと花弁が落ちてしまい、多数の雄しべが穂状に残る。「升麻(ショウマ)」とは漢方で解熱、沈痛に効果のある薬草のことである。