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ヤブマメ マメ科 ヤブマメ属  
2005年9月19日  鳳来町 七郷一色 Canon EOS 20D EF50mmMacro f/16.0 1/20sec ISO800

ヤブマメは全国に見られるツル性の一年生草本。林縁や藪などに生育する。類似のツルマメが野原に多いのに比べ藪のような処に多い事が名の由来。花はマメ科の特徴である蝶形花で紫色の旗弁、白色に近い翼弁、竜骨弁で構成されている。秋になると根元からのばしたつるに花弁の無い閉鎖花をつける。閉鎖花は落花生のように土にもぐって結実する。種子は1つだけ実り、地上部に形成される種子よりも大きい。地上部の種子で新たな場所へと散布されることを期待し、地下に形成した種子で、まずは来年への存続を確保するという堅実な作戦である。