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オオイヌタデ タデ科 イヌタデ属 
2005年11月13日  豊橋市 Canon EOS 5D EF100mmMacro f/5.6 1/5000sec ISO1600

オオイヌタデは高さ1.5mほどになる大型の1年草。日本全国に分布しており、草地や放棄された畑や池のほとりなどに生育する。名の由来は「イヌタデ」に似て大型なことからきている。イヌタデとは異なり、タデ属の中でも托葉鞘の縁に毛のないグループに入る。茎の節がはっきり大きくふくらむ処もオオイヌタデだけの特徴。葉は長さ15〜20pで互生し,長だ円形で先は鋭くとがる。花期は6〜11月と長い。花は花びらが無く、萼が4〜5裂したものである。 花被片の色は白が多いようだが、東三河では淡紅色の花が多いように思う。花穂の長さは数cmと長く、垂れ下がって咲く。淡紅色の花はなかなか美しく、大型で姿も良いので、庭に植えても栽培種の花と遜色はない。