前の日 12月14日



ツルウメモドキ(実) ニシキギ科 ツルウメモドキ属 
2005年11月20日  葦毛湿原(周辺) Canon EOS 5D Tamron90mmMacro f/4.5 1/800sec ISO400

ツルウメモドキは落葉性のツル植物で、日本全国に分布する。花がモチノキ科のウメモドキに似ていて、ツル性であることが名の由来。他の木に巻き付いたり地面をはって伸びる。幹は直径 20cmになるものもある。つるは無毛で他樹にまつわると 1年に数m伸び十数mに達するが孤立すれぱ低木とな る。雌雄異株。
花期は5〜6月大変地味で小さな花が咲く。果期は10〜12月。果実が熟すと、三つに裂けて鮮やかな黄赤色の仮種皮をかぶった種子を露出する。黄色の果被と橙赤色の種子のコントラストが美しいので、よく生け花の材料として使われ,、秋の風情を演出する材料として人気が高い。