名の由来は花の形が船のイカリに似ていることからきている。葉は先がとがった変形した卵形で、縁に細い鋸歯があり、基部は心形。花の直径は約2cmでイカリの形をした見事な造形美をしている。花の色は白〜紫で三河地方では殆ど白色をしている。
昔から強壮剤として有名で補精、強精、強壮、催淫、健忘症、不眠症に絶大な効力があるとされて、乾燥した若葉を番茶のように飲んだり、薬酒として珍重されてきた。いまでもユンケルに使われているそうである。