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4月24日(月) 先勝
旧暦 3月5日
月齢 3.9 (夕月) (中潮)
<行 事>
秋田角館桜祭り
<過去の出来事>
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<記念日> |
無し |
<今日の雑学> |
蜃気楼ってどういう意味? 春うららかな4月ともなると、日本の海岸で「蜃気楼」が、しばしば見られるようになる。蜃気楼とは、気温が場所によって異なる時、空気の密度に違いが生じ、光線が屈折して幻影が見える現象。富山湾の蜃気楼が有名だが、北アルプスの冷たい雪解け水が海水の温度を急激に下げるために、空気密度の違いが生じて、海上に地上の景色や逆立ちした船の幻影が見えたりする。エジプトに遠征したナポレオン軍も、蜃気楼に翻弄されたという。この「蜃気楼」という言葉は、古代支那で生まれた。「蜃という動物が気を吐いて楼台をつくる」と考えられていたのだ。この「蜃」という動物は、古代の百科事典ともいうべき『本朝綱目』には「蜃は蛟(みずち)という蛇の一種。竜のような角と紅いヒゲがあり腰から下には鱗が生えている」と書かれている。一方、日本では蜃は大きな蛤と考えられていた。 |