5月2日(水) 先勝
旧暦 3月17日
月齢 16 立待月 (大潮)


暦の雑節
八十八夜 (はちじゅうはちや)
立春から88日目。「八十八夜の別れ霜」等と言われ、遅霜の時期と言われる。また、唄で知られる一番茶摘みの頃でもある。

<行 事>

下関海峡祭
奈良東大寺聖武祭
甲府正の木祭


<過去の出来事>

元明天皇が諸国に『風土記』の編纂を命じる(713年)

将軍家光が諸大名に隣国出兵の禁を緩める(1638年)

東京と横浜で郵便貯金業務開始(1875年)

尾崎紅葉が『我楽多文庫』を創刊(1885年)

医師法公布。医師が開業許可制から免許制に(1906年)

サマータイム実施(1948)、評判悪く1952年に廃止。

鉛筆の工場生産開始(1886)
 今から約 600年前の14世紀頃、イタリアで、鉛とすずを混合した芯を木軸に装着した鉛筆が作られていたといわれる。日本へ渡来したのは江戸初期。オランダ人が徳川家康に献上したもので、現在も静岡県の東照宮博物館に保存されている。手細工の国産鉛筆第1号が作られてから5年後の1886年(明治19)5月2日、東京・新宿で真崎仁六による鉛筆の工場生産が始まった。後の三菱鉛筆である。当時、最も需要が高かったのが郵便局。1901年(明治34)、真崎の鉛筆を逓信省が採用したのをきっかけに、国産化が進んだ。



<記念日>

●郵便貯金の日
1875年5月2日、東京と横浜で「貯金預かり所」が開業し、郵便貯金制度が始まった。これを記念して制定された日。

●緑茶の日(毎年八十八夜)
「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が繁る…」と茶摘み歌に歌われているように、八十八夜は茶摘みの適期といわれている。そのため、日本茶業中央会が、緑茶の消費拡大を目的に、毎年八十八夜を「緑茶の日」と制定した。八十八夜は日本独特の雑節のひとつ。立春から数えて88日目で、現行暦では5月2日前後にあたる。この八十八夜が過ぎれば、まず遅霜の心配はないことから、茶摘み、苗代のもみまきなどの目安にするなど、農事上の重要な節目となっている。


<今日の雑学>

郵便貯金の時効は?
郵便貯金は、民間金融機関が未発達で支店もほとんどない時代、どんな片田舎であっても郵便局を利用して預金できるようにと設けられた制度で、政府にとっては大衆零細預金を吸収して財政投融資などの源資にできるという利点があった。郵便制度を作った前島密が、1861年にイギリスで初めて採用された郵便貯金制度の成果をみて、75年に取り入れたもの。近年は、民営化を主張する意見が強まっている。ところで、郵便貯金の時効は10年と決まっていることはご存知だろうか?つまり、最後の出し入れをしてから10年間ほったらかしにしておくと、貯金は国庫に吸収されてしまうことになるのだ。その前には、郵政省から預け換えの通知が来るので、うっかり忘れていても問題はないが、住所が変わった時などに通知が届かないこともあるので要注意。