6月5日(月) 友引
旧暦 4月17日
月齢 16.5 立待月 (大潮)


<行 事>

名古屋熱田神宮祭
鶴岡大山犬祭
宇治県神社祭


<過去の出来事>

後醍醐天皇が京都に凱旋(1333年)

モンゴルフィエ兄弟が熱気球の飛行実験成功(1783年)

尊攘派志士と新撰組の池田屋騒動起きる(1864年)

嘉納治五郎が下谷永昌寺に柔道道場を開く(1882年)

日本が万国赤十字条約に加入(1886年)

ミッドウェー海戦で大敗、日本が4空母を失う(1942年)

米が欧州経済援助のマーシャルプランを発表(1947年)

国立国会図書館開館(1948年)

アラブ諸国とイスラエルが戦争開始(1967年)

エジプトが8年ぶりにスエズ運河を再開する(1975年)

東京・新宿副都心の超高層ビル第1号・京王プラザホテルが開業、47階、170 m(1971年)



<記念日>

●世界環境デー
1972年、ストックホルムで国連人間環境会議が開催して「人間環境宣言」を採択。環境保護推進機関である国連環境計画(UNEP)が誕生したのを記念して「世界環境デー」が制定された。UNEPはオゾン層保護、地球温暖化防止、有害廃棄物の越境問題などで中心的な役割を果たしている。



<今日の雑学>

深刻なオゾン層破壊
熱帯林やオゾン層破壊などの地球規模の環境問題は深刻である。オゾン層は地上12キロから50キロにかけて、オゾンが濃く溜まっている層で、太陽からの有害な紫外線を吸収している。82年に、ここに大きな穴が開いていることを最初に発見したのは、南極の昭和基地で観測をしていた日本人研究者だった。フロンガスがオゾン層を破壊する可能性は、74年にすでに提唱されていたが、最初はほとんど認められなかったという。オゾンホールの周囲にフロンが分解してできた塩素化合物が高密度で存在することが確認されたことで、破壊の原因はほぼフロンと断定された。オゾン層の破壊による有害紫外線の増加は、皮膚ガンや農作物の減収などの被害をもたらすが、フロンはきわめて安定した物質であり、オゾン層に到達するまでにはかなりの時間がかかるという。すでにフロンは全廃されたが、現在オゾン層に到達しているのは、これまで使用したうちの2、3割でしかなく、来世紀はじめまではオゾンホールが拡大していくだろうといわれている。