6月7日(水) 仏滅
旧暦 4月19日
月齢 18.5 寝待月 (中潮)


<行 事>

山形寒河江さくらんぼまつり


<過去の出来事>

仏軍艦が長崎に来航、漂流民保護を要求(1846年)

幕府軍艦が周防を砲撃。第2次長州戦争開始(1866年)

日清両国が互いに朝鮮出兵を通告する(1894年)

日本軍が台北を占領、台湾の独立運動を鎮圧(1895年)

ノルウェーがスウェーデンからの分離を宣言(1905年)

第2次護憲運動により清浦奎吾(けいご)内閣が総辞職(1924年)

ドイツ賠償についてのヤング案が発表される(1929年)

共産党幹部佐野・鍋山が獄中で転向声明を出す(1933年)

東京で第1回日本母親大会が開かれる(1955年)



<記念日>

●計量記念日
1951年6月7日、計量法が公布されたのを記念し制定。これにより尺貫法の単位が原則として法定計量単位から除かれたが、日本建築や和裁には今でも尺貫法の単位が生きている。ちなみに、日本がメートル条約に加盟したのは1885年、現在の加盟国は47で、世界の大部分がメートル法を公式に採用している。



<今日の雑学>

不遇の天才、ゴーギャン
1848年6月7日に、ポール・ゴーギャンがパリで生まれた。彼は35歳で株式取引店を辞め、妻子とも別れて画業に専念。初めはピサロに学んで印象派に接近したが、ブルターニュとマルティニク島を往復している間にサンテティスムに魅せられ、華麗で装飾的な象徴主義絵画に到達した。サンテティスムとは、ポンタバンにいたゴーギャンやベルナール、セリュジエらによって試みられた絵画手法で、印象派の筆触分割・点描に対して、平塗りの色面と輪郭線によって対象を単純化し、形と色の総合を目ざしたもの。その後、ゴーギャンはゴッホと共同生活したアルル、10年余り滞在したタヒチ島で数々の傑作を残したが、マルキーズ諸島のドミニカ島で不遇と孤独のうちに死んだ。同じく不遇の人ゴッホが自分の耳を切り取り、ゴーギャンに送った話は有名。