8月21日(月) 赤口
旧暦 7月6日
月齢 4.7 (夕月) (中潮)


<行 事>


<過去の出来事>

猪苗代湖が突然出現(1611年)
 1611年(慶長16)のこの日、会津地方をマグニチュード6.9 の大地震が襲った。家屋の破壊2万余戸、死者は約3700人。この地震で会津川、只見川が崩れた土砂によって塞がれ、多数の沼を形成し、突如として猪苗代湖が出現した。

生麦事件(1862年)
 江戸から京都に向かう途中であった薩摩藩主島津忠義の父 島津久光の行列が生麦村に差し掛かった所、前方を横浜在住のイギリス人4人が乗馬のまま横切った。大名行列には藩の威信が掛かっており前方を塞がれることは最大の侮辱となる。その為、怒った一部藩士が斬りかかり、1人が死亡、2人が負傷した。この事件でイギリスは薩摩藩に関係者の処罰と賠償を要求するが、薩摩藩は拒否し、結果として翌年薩英戦争が勃発する。

第1回内国勧業博覧会開催(1877年)

天気図が新聞に初掲載される(1924年)

フィリピンのマニラ空港でアキノ元上院議員暗殺(1983年)



<記念日>

●献血記念日
1964年のこの日、閣議によって、それまでの売血制度を改め、献血推進運動が日本赤十字社や厚生省などによって展開されることとなった。これを記念して定められた記念日。現在、日本では輸血用血液は献血によって完全自給されている。



<今日の雑学>

初の博覧会は黒字
都市博も中止となり、最近は博覧会が話題になることも少ないが、日本初の本格的な博覧会が開かれたのは明治10年の今日。大久保利通の提案によって開かれた内国勧業博覧会で、会場の上野公園には本館、美術館、農業館、機械館など5つのパビリオンが作られ、2万点が出展された。大時計タワーや、高さ10メートルの風車が話題を呼び、11月30日までの会期中の入場者は45万5千人、収益は2万円を超えて大成功をおさめた。ちなみに「博覧会」という言葉が初めて使われたのは慶応2年。その年のパリ万国博覧会を報じた報知新聞の訳語が最初という。