|
9月1日(金) 大安
旧暦 7月17日
月齢 15.7 立待月 (大潮)
<暦の雑節> |
二百十日 |
立春から210日目。嵐の襲来する時期として恐れられた。 二百十日から二百二十日頃に吹く秋の強風を野分(のわけ)と呼ぶ。 「野分」は野の草を分けて吹きすさぶ風ということから名付けられたも の。台風を含む秋の頃の強風の一般的な呼び名。ただ現在は雨を伴 わない強風に限って呼ぶことが増えているようである。 野分の過ぎた後には吹き倒された稲や草が風の痕を留めている。 |
<行 事>
富山八尾おわら風の盆(1日〜3日)
<過去の出来事>
上野〜青森間(現東北本線)全線開通(1891年) ゴールデンバット発売(1906年) 清水トンネル開通(1931年) 竹久夢二没(1934年) 第2次世界大戦始まる(1939年) 日赤が献血運動を始める(1961年) 原子力船むつで放射能漏れ事故(1974年) 大韓航空機、サハリン沖でソ連軍機に撃墜される。乗客乗員269名行方不明(1983年) 性的被害者の女性を救援する「東京強姦救援センター」開設(1983年) |
<記念日> |
●防災の日 1923年9月1日午前11時58分、関東大震災が発生した。死者9万1802人、行方不明4万2257人、倒壊、焼失家屋13万軒余りの被害をもたらした。1961年に政府はこの日を防災の日と定め、今日を中心とした「防災週間」には、全国各地で防災訓練や、防災施設の点検などが行われる。 |
<今日の雑学> |
徳川家康も鉛筆でお勉強? 夏休み中は、海に山にと駆け回っていた子どもたちも、今日からはまた鉛筆片手にお勉強。この鉛筆を日本で初めて使ったのは徳川家康だったといわれている。彼が手にしたものは、もちろん外国製。国産鉛筆の製造は明治になってからだが、当初は芯が柔らかすぎて使い物にならなかった。あるとき鉛筆作りの職人が火鉢から木炭を取り出すのに、うっかり鉛筆で挟んでしまったところ、鉛筆が焼け、燃え残りの芯で字を書いてみると硬くて使いやすいことを発見。以来、日本でも硬質で書きやすい鉛筆ができるようになり、大正期には海外へ輸出されるまでになった。 |