10月10日(火) 先負
旧暦 8月26日
月齢 25.1 二十六夜 (長潮)


<行 事>
神戸海神社秋祭り


<過去の出来事>

日蓮、佐渡に流される(1271年)

日本銀行が開業(1882年)

慶応、順天堂両病院にアイバンク開設(1963年)

東京オリンピック大会開催(1964年)

金田正一(巨人)が400勝達成(1969年)

東京・新宿の歌声喫茶「灯」が閉店(1977年)

東京都葛西臨海水族園オープン(1989年)



<記念日>

●目の愛護デー アイメイトデー
10・10が眉と目の形に見えることから、中央盲人福祉協会が「視力保存デー」としたのが始まりで、戦後厚生省が「目の愛護デー」とした。また東京盲導犬協会ではこの日を視覚障害者と盲導犬への理解を深めてもらおうと「アイメイトデー」としている。

●缶詰の日
日本で本格的な缶詰の製造が始まったのは1877年(明治10)。同年10月10日には、北海道の石狩町に缶詰工場が開設、サケ缶の量産が始まった。これを記念して同協会が1987年にこの日を制定。缶詰の製造原理を発見したのはフランスのアペール。18世紀後半のフランス革命の最中、ナポレオンは長い航海にも耐えうる食品貯蔵法を懸賞金つきで募集し、ここでアペールの貯蔵法が認められた。当時は、ブリキ缶ではなく瓶とコルク栓を使っていた。

●まぐろの日
726年(神亀3)9月15日、(陽暦10月10日)、山部赤人が明石地方を旅した時、鮪業で栄えるこの地を「しび(鮪)釣ると海人船散動き」(『万葉集』巻6)と、歌に詠んだことにちなんでいる。 1986年に制定。

●銭湯の日
銭湯(1010)のゴロ合わせ。東京都公衆浴場業環境衛生同業組合1996年に制定。



<今日の雑学>

缶詰あっても缶切りなし
1877年の今日、北海道開拓使が石狩町に初の本格的な工場を開設してサケ缶の製造を開始したことから、日本缶詰協会は今日を缶詰の日としているが、缶詰は1874年にアメリカで完成。その元になったのは、ナポレオンが懸賞をかけて募集した遠征の食料保存法だった。この懸賞で採用されたのは菓子職人の提案した、瓶にコルクのフタをロウぶせするというアイデア。のちにブリキの缶詰が開発されるが、缶切りができたのはずっと後だから、当初はノミとトンカチで開けて食べていたという。