11月1日(水) 友引
旧暦 9月18日
月齢 17.4 居待月 (大潮)


<行 事>


<過去の出来事>

明治座開場式(1893年)

新しいことを探し“やってみなはれ”を実践した佐治敬三が誕生(1919年)
 1919年11月1日、サントリー元社長の佐治敬三が大阪に生まれた。41歳で、父・鳥井信治郎が創業した同社社長に就任。赤坂や新橋の高級料亭でウイスキーが日本料理と一緒に出されているという情報を得た佐治は、「ウイスキーと日本料理」の組み合わせを普及させようと決意。寿司屋や割烹店などを訪問した社員は、罵声を浴びたり塩をまかれたりしたとか。しかし、新しい市場開拓を目指した努力の結果は、見事に成功。このほか、多岐に渡って事業を展開した佐治は「エトバス・ノイエス(ドイツ語で“何か新しいことがありますか”)」を追求し、サントリーの社是「やってみなはれ」の精神を実践し続けた。

国電山手線が、神田〜上野間の高架線開通で環状運転を開始(1925年)

ラジオ体操放送開始(1928年)

国体始まる(1946年)

歩行者は右側、車は左側の対面交通実施(1949年)

伊藤博文の肖像の新千円札発行(1963年)

国立劇場開場(1966年)

液晶デジタル時計「カシオトロン」発売(1974年)

新札3種発行。一万円福沢諭吉、五千円新渡戸稲造、千円夏目漱石(1984年)



<記念日>

●犬の日(ペットフード工業会など6団体)
11・1で「ワン・ワン・ワン」と読むことから制定。

●自衛隊記念日(防衛庁)
自衛隊に対する理解を深めてもらおうと制定された日。

●すしの日(全国寿司商環境衛生同業組合連合会)
新米が出回り、ネタも豊富な時期であることから制定された日。「すし」は「酢(す)し」に由来し、昔は、生魚を貯蔵して自然に発酵して旨味が増したものをいった。

●紅茶の日(日本紅茶協会)
伊勢から江戸に向かう途中、暴風雨のためにロシアに漂着した大黒屋光太夫が1791年11月1日、帰国の際にエカテリーナ女帝から紅茶を贈られたことを記念して制定。

●灯台記念日(海上保安庁)
明治元年11月1日、日本初の洋式灯台である観音崎灯台の建設に着工したことを記念して制定された日。

●計量記念日(通産省)
1993年11月1日、新「計量法」が施行されたことを記念し、従来の6月7日の記念日を変更して制定された。



<今日の雑学>

イヌの語源
日本でもイヌは昔から飼われており、イヌを型どった埴輪も出土している。また8世紀にはすでに中国や朝鮮から外来種が入っていたようだ。「イヌ」の語源については、寝てばかりいる「ねこ(猫)」(寝子)に対して、「寝ない動物」ということから「寝ぬ(いぬ)」と呼ぶようになったとか、イヌは飼い主になついて離れず、そこにずっと居ることから、居るがイヌになったというものもある。あるいはイヌは漢字で「狗」とも書き、それに接頭語の「イ」がついてイクとなり、イヌと変化したなどの説もあるが、いずれも決定打とはいえず、判然としないようだ。