11月17日(金) 友引
旧暦 10月5日
月齢 3.7 (夕月) (中潮)


<行 事>


<過去の出来事>

世界のホンダの本田宗一郎生まれる(1906年)
 1906年(明治39)のこの日、静岡県に生まれた本田宗一郎は、自動車修理工場で腕を磨き、独立して本田技研工業を世界一のバイク・メーカーにした。そのモットーは“三現主義”――「現場で、現物を手にとって、現実を知る」。実務は藤沢武夫にまかせ、本田は世界一のバイク作りに没頭。技術の本田と営業の藤沢には、互いに口を出さずそれぞれの決断、実行で仕事を進める強い信頼関係があったことは有名な話。「成功は99%の失敗に支えられた1%」を持論とする本田には、失敗に関する語録が多々あるが、「進歩とは反省のきびしさに正比例する」もそのひとつ。

第1回国際労働会議で8時間労働制を決議(1919年)

米がソ連邦を承認(1933年)

連発式パチンコ禁止(1954年)

公明党の結成大会。委員長は原島宏治(1964年)

プロ野球第一回新人選択(ドラフト)会議(1965年)

スエズ運河開通(1869年)

電話料金1度数7円が10円に値上がり(1976年)

雲仙普賢岳噴火(1990年)



<記念日>

●将棋の日(日本将棋連盟)
無類の将棋好きであった八代将軍吉宗が、毎年11月17日を「御城将棋の日」と定め、御前対局をさせた。この日は、大橋本家、大橋分家、伊藤家の三家元の棋士たちが、総漆塗りの盤で一日中、対局したといわれている。これにちなんで日本将棋連盟が制定した日。



<今日の雑学>

将棋とチェスは兄弟
将棋とチェスは、二人で対局することや王を取りあって勝敗を決めることなど、ルールがよく似ている。それもそのはず両方のゲームとも、元をたどれば5世紀末の古代インドで始まった「チャツランガ」というゲームが原型になったもの。シルクロードを通ってヨーロッパに伝わったものがチェスとなり、中国に伝わったものが象棋となった。日本には遣唐使が持ち帰り、平安時代には36枚の駒を使う現代の将棋の原型のほか、駒が68枚の将棋があった。中世には96枚とか130枚の将棋も登場したが、ルールが複雑ですたれていった。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康なども将棋好きで、奨励したという。