12月13日(水) 大安
旧暦 11月1日
月齢 0.1 新月 朔 (大潮)



<行 事>
煤払い


<過去の出来事>

トリエント宗教会議が始まる(1545年)

隅田川に両国橋が完成(1659年)

中江兆民が死去。遺言により翌日、わが国初の「告別式」が行われる(1901年)

市川房枝らが婦人参政権獲得期成同盟を結成(1924年)

日本軍が南京を占領(1937年)

山をこよなく愛した日本アルプスの紹介者、小島烏水没(1948年)
 日本登山界の大先達、小島烏水。志賀重昂の『日本風景論』に触発されて山登りを始め、1905年に日本山岳会を創設。飛騨・木曾・赤石山脈からなる“日本アルプス”を、宣教師で登山家のウェストンとともに国内外に紹介した。「私は山が好きである、好きであるから登りますが、どうか真率な態度は失ひたくない、……山岳に登るというと、唯もうムヤミに探検とか冒険とかいつて、山を這ひずり廻つて、『山荒し』をする者と、愛山家とを、ひとつに世間から誤解されることは、甚だ残念である」と述べた。1948年の今日、76 歳で逝去。

「兼高かおる世界の旅」始まる(1959年)
 以後1990年まで、30年10カ月の長寿番組になる。



<記念日>

●ビタミンの日
『ビタミンの日』制定委員会が2000(平成12)年9月に制定。1910(明治43)年、鈴木梅太郎博士が、米糠から抽出した脚気を予防する成分に「オリザニン」と命名したことを東京化学会で発表した。オリザニンは後に、この1年後に発見されたビタミンB1と同じ物質であることが判明した。



<今日の雑学>

年の瀬の「瀬」ってなに?
本来「瀬」とは「淵」の対義語。水が深くてよどんでいるところを「淵」と呼び、歩いて渡れるほど浅いところを「瀬」と呼ぶ。また、川は岸が近くて浅いところほど流れが急なので、急流の意味もある。浅瀬、早瀬はその例。そこから転じて「立つ瀬がない」「浮かぶ瀬」「逢瀬」などと、場所、立場、拠り所、場合、機会の意味で「瀬」という言葉が使われるようにもなった。さらに、最後の拠り所ということを指す意味の「瀬」から、1年の最後を「年の瀬」と呼ぶようになったと言われている。