12月25日(月) 大安
旧暦 11月13日
月齢 12.1 十三夜 (中潮)



<行 事>
クリスマス


<過去の出来事>

下田港を廃し、浦賀港を開く(1720年)

与謝蕪村逝く(1783年)
 画人としても才を発揮した俳人、与謝蕪村が1783年(天明3)のこの日、67歳で生涯を閉じた。天下に名をなした蕪村であったが、清貧と孤独を主義とする生涯を送った。辞世の句に有名な「白梅に明くる夜ばかりとなりにけり」がある。

東京〜横浜間に電信が開通(1869)

志賀潔が赤痢の病原体(細菌)を発見(1897年)

大正天皇崩御、昭和に改元(1926年)

ラジオ東京(現・TBS)開局(1951年)

レコード売上げ新記録年間442 万枚の『およげ!たいやきくん』発売(1975年)

ソビエト連邦消滅(1991年)



<記念日>

●クリスマス(Christmas)
キリストの誕生日とされる日で、降誕祭を祝う風習は4世紀ころから広まった。だが、キリストがこの日に生まれた確証はなく、古くからの太陽の新生を祝う祭(冬至)と結合したとも言われる。Xmasとも書き、フランス語ではノエル、イタリアではナターレ、ドイツではワイナハテンと言う。



<今日の雑学>

日本初の電報事業が開始
電信の研究を行っていた元・薩摩藩士の寺島宗則は、維新政府のもとで神奈川県知事となった際、政府に電信事業は国家の急務であると進言。政府はイギリスから専門技師を招き、東京〜横浜間の32kmに593本の電柱を建て、わずか3カ月ですべての工事を完成させた。そして、1869(明治2)年12月25日に、東京〜横浜に電信が開通。初の和文公衆電報の取扱いが開始され、このあと電信はまたたくまに全国に敷設されていった。当時、電信機はテレガラフと呼ばれ、仮名1文字が銀1分、電信局からは飛脚が配達していた。ちなみに当時の銀1分は米五升に相当する高さであったが、開通3カ月で約3000通の利用があったという。