1月23日(月) 友引
旧暦 1月2日
月齢 1.3 既朔 (大潮)


<行 事>


<過去の出来事>

八甲田山、死の雪中行軍開始。25日に199人の死亡確認(1902年)

日本人初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹誕生(1907年)
 中間子理論で日本人初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹が、1907年のこの日に生まれた。受賞のコツを聞かれ「執念です」と答えたという。理論一点張りではなく、人間の創造性を生かした研究姿勢を大切にしていた。座右の銘を色紙に書いてくださいと頼まれると、「1日生きることは1歩進むことでありたい」と書くことが多かったという。

七里ケ浜で逗子開成中学生のボート転覆、小学生1人を含む13人死亡(1910年)

日ソ漁業条約が調印(1928年)

冥王星発見(1930年)

広田内閣が総辞職(1937年)

石原慎太郎『太陽の季節』で芥川賞受賞。「太陽族」生まれる(1958年)

北朝鮮が米情報収集艦プエプロ号の捕獲発表(1968年)

日本初の実用放送衛星「ゆり2号a」打上げ(1984年)



<記念日>

●電子メールの日
1994年(平成6年)に電子メッセージング協議会(JEMA・現Eジャパン協議会)が制定。「1(いい)23(ふみ)」の語呂合わせから。



<今日の雑学>

筆記用具の歴史
毎月23日は「ふみの日」。さて、紙の発明以来、人類が最も長く愛用してきた筆記用具は、東洋では筆、西洋でペンだろう。ペンはラテン語の「鳥の羽根(penna)」が語源になっているように、18世紀までは鵞鳥の羽根などが主流で、19世紀に金属製がとってかわった。1809年にはイギリスのジョセフ・ブラマーが万年筆の特許を取り、1884年にはアメリカのジョセフ・ウォーターマンが実用的な万年筆を考案している。ボールペンは1888年、アメリカのジョン・ラウドが特許を取ったが、実用化したのはアメリカのミルトン・レイノルズで、1945年に1本12ドル50セントで売り出した。しかし、不備な点も多く、半年で10万本以上が返品されてしまった。それでも、ボールペンの改良は続き、のちに戦後アメリカ経済の一翼を担うほどに成長した。