3月17日(金) 先負
旧暦 2月26日
月齢 24.8 二十六夜 (小潮)



<行 事>
彼岸入り
静岡大井八幡宮 田遊び

<過去の出来事>

石山本願寺顕如が織田信長に降伏する(1580年)

イギリスの印紙法が、植民地側の抵抗で廃止(1766年)

江戸幕府が諸大名に船頭・水夫の訓練を命ず(1793年)

イタリア王国の成立を宣言(1861年)

日本の新名物「リキシャ」登場(1870年)
 1870年(明治3)のこの日、東京で料理屋を経営していた元福岡藩士・和泉要助が、友人とともに、東京府庁宛に人力車営業願を提出。ヒントになったのは西洋の馬車という。2年後の2月には東京市内だけでも1万1000台を突破。「リキシャ」はハラキリ、ゲイシャガールに続く日本名物となった。

太平洋戦争下、硫黄島の日本軍全滅(1945年)

英仏ベネルクス3国がブリュッセル条約調印(1948年)

初の少年向け週刊誌『少年マガジン』『少年サンデー』創刊(1959年)

千代の富士1000勝達成(1990年)



<記念日>

●漫画週刊誌の日
1959年(昭和34年)に日本初の少年向け週刊誌『少年マガジン』『少年サンデー』が発刊されたことにちなんで。



<今日の雑学>

彼岸の入り
春分の日をはさんで前後3日間の計7日間を彼岸といい、春は毎年3月18日前後が「彼岸の入り」となる。「彼岸」という言葉は、梵語の「ハラミッタ」を訳したもので、つまり「生死のあるこの世界を此岸、涅槃の世界を彼岸、その間に横たわる煩悩を中流とす」という哲学的な考えからきたもの。彼岸の行事は、桓武天皇が法令をもって崇神天皇追善のため全国の国分寺の僧侶に春秋2回、7日間ずつ金剛ハラミッタ経を読経させたのが始まりで、それが全国民の祖先供養の日となっていったといわれる。この行事はインドや支那にもない日本独特のもの。この時期にはちょうど太陽が真西に沈むので、これによって涅槃の所在を大衆に示し、その世界に到達できるように祈念したとか、春分・秋分の日は昼夜等分の日であることがちょうど仏教で尊ぶ中道ということに合致するためなどといわれている。