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マユミ(実) ニシキギ科 ニシキギ属 
2005年11月3日 葦毛湿原(周辺) Canon EOS 5D EF50mmMacro+LifesizeConverter f/5.6 1/40sec ISO100

マユミは北海道、本州、四国、九州の丘陵帯から山地帯の林内に生育する落葉低木。弓をつくる材料として用いられたのが名の由来と言われる。晩秋の赤い実がよく目立つ木であり、一面に鈴のように赤い実が下がっている光景は印象的である。果実は四方形で、4裂すると中から赤い仮種皮をつけた種子が出てくる。種子は有毒で吐き気や腹痛をもよおす。かつては民間薬として種子をつぶした成分をシラミとりに用いたらしい。