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コセリバオウレン キンポウゲ科 オウレン属  
2015年1月5日 愛知県瀬戸市 SONY α7M2 100mmMacro f/2.8 1/25sec ISO100

コセリバオウレンは本州、四国の太平洋側に分布し、山地の林下に生育する多年草。花期は早春で、高さ5-15cmの花茎が葉を抜いて立ち、上方で分枝して1cmほどの小さな花を2〜3個咲かせる。花色は白または淡黄色で、5枚の花弁のように見える部分は萼片である。葉は3回3出複葉で2回3出複葉のセリバオウレンとの識別点とされる。但し、自分の見た限りではどちらも全ての葉がそのようにはなっておらず大変紛らわしい。
和名のコセリバオウレン(小芹葉黄連)は小さいセリのような葉の黄連の意味であり、全体に小型で小葉が切れ込み、根茎が節状に珠が連なって黄色をしていることが名の由来となっている。
ちなみに黄連(おうれん)は健胃、整腸薬として消化不良や下痢止めに用いられる薬用植物でもある。