前の日 1月15日



イワタカンアオイ ウマノスズクサ科 カンアオイ属 
2006年1月9日 葦毛湿原(周辺) Canon EOS 20D EF100mmMacro f/8.0 1/6sec ISO400

イワタカンアオイは丘陵地の林内や林縁などに稀に生育する常緑の多年草。静岡県西部から愛知県東部にかけての狭い範囲に分布する種。葉は円形に近く、花は低く、落ち葉に埋もれるように咲く。他のカンアオイとの判別点は、萼筒の内面に約30本の縦の隆起線と約10本の横の隆起線があって格子模様が最も細密になり、本種のみ萼裂片に細毛がある点である。カンアオイと言うだけあって真冬に花が咲く数少ない植物である。落ち葉に埋もれて咲いているのだがどうやって受粉しているのであろうか?不思議な花である。
(葉がうまく写らなかったので左上に載せた。)