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ナズナ アブラナ科 ナズナ属  
2006年1月29日 田原市 Canon EOS 10D Tamron28-75mmF2.8(75mm) F/4.0 1/4000sec ISO400

ナズナは畑や水田、道端、荒れ地などに普通に見られる1年草。春の七草の1つであり、七草粥の摘菜とされる。秋に芽生え、冬はロゼットで越冬し、早春から開花を始める。花は次々に花を咲かせる無限花序であり、下の方は果実が形成されているが、先端部では次々とつぼみを形成して開花する。名前は夏になると枯れること、つまり夏無(なつな)が由来と言われる。 別名のペンペングサの方が有名であり、こちらは果実の形が三角形で、三味線のバチの形をしていることが由来。「ペンペン草も生えない」と良く使われるが、この意味は、どこにでも見られ、雑草の代名詞となっている本草すら生えないという不毛の状態を表す。