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ハハコグサ キク科 ハハコグサ属  
2005年4月27日 葦毛湿原(周辺) Canon EOS 20D Tamron90mmMacro F/4.5 1/2000sec ISO400

ハハコグサは春の田圃でお馴染みの植物であり、日本全国に分布する。秋に芽生えてロゼットで越冬し、春に茎をもたげて花を咲かせる越年性の1年草である。全体にビロード状の白い毛に覆われている。根元から数本の茎を伸ばし、高さは20〜30cmほど、茎の先端に黄色い頭花を多数つける。頭花は中心に筒状の両性花、周辺に雌性花をつけ、どちらの小花もよく結実する。 葉は倒被針形で互生する。 古く農耕の伝播とともに中国から渡ってきた帰化植物で、史前帰化植物と考えられている。かつては草餅に用いられたというが、今ではヨモギにとってかわられている。
別名はゴギョウ(又はオギョウ)。春の七草のひとつである。花期は4月〜6月でもう少し遅いが、春の七草続きで掲載しておく。