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マンサク マンサク科 マンサク属  
2006年2月19日 三ヶ日町 Canon EOS 5D Tamron90mmMacro F/8.0 1/50sec ISO100

マンサクは関東以西から九州に広く分布する落葉小高木で、早春に咲く代表的な花木である。東三河の山野で早春に咲く樹木は、年をまたいで咲くハンノキに始まり、ロウバイが咲いて、ロウバイの花が終わりに近づくと、後を引き継ぐかのようにマンサクが咲く。マンサク(満作)とは、「豊年満作」或いは「先ず咲く」から転じた名であるとされる。農事の作柄を占う「縁起木」でもあることから、満作のちぢれた花弁が豊年満作を願い「踊る姿」にも例えられるようで、4枚のリボン状の花弁がよれて広がっている様は、何処と無く踊りに興じている様にも見えてくる。