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シャガ アヤメ科 アヤメ属 
2005年4月21日  豊橋市大岩町 伏見稲荷  Canon EOS 20D EF17-40L f/5.6 1/1000sec ISO800

シャガはアヤメ科なので花の形がアヤメやカキツバタに似ているが、珍しく常緑である。日陰を好み、薄暗い林内や竹藪の縁などに群生する。古い時代に中国から渡ってきた帰化植物で、お寺や神社の境内などでもよく見かけるので、日本での繁殖は仏教と関係があるのかもしれない。(名前が釈迦に似ているのでそう感じるのだろうか?)
花は直径5センチほどで華やかな色をしている。一日花で朝咲いて夕方しぼんでしまうが、次から次へと咲くので短命を感じさせない。花の後に種子は出来ず、地下茎を伸ばして栄養繁殖で増える。別名にコチョウカ(胡蝶花)という優雅な名前が付いている。