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ミズバショウ サトイモ科 ミズバショウ属
2005年5月5日  伊那市 伊那自然庭園  Canon EOS 20D Tamron90mmMacro f/4.5 1/80sec

寒冷地の山地の湿原に見られる多年草。白い花弁のような仏炎苞の中に棍棒状の花序を形成する。山地の高層湿原の代表的な植物。尾瀬が有名であるが、中部以北では尾瀬以外にも群生しているところは多い。三河でも鳳来町下吉田の満光寺ほか数箇所で見られる。尾瀬などの有名な群生地の花期は5月〜7月だが、三河では3月末〜4月初めに開花する。
「♪夏が来れば想い出す 遙かな尾瀬 野の小路 ミズバショウの花が咲いている♪」
ミズバショウは日本人なら誰でも知っているといって良いほど有名な花だと思うが私は今まで実物を見たことが無かった。この日初めて実物を見たのであるが小さな花と想像していたら予想外に大きな葉と花で驚いた。葉は花後に長さ約80p、幅約30pにもなるそうだ。ダイナミックな美しさなのである。