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エンシュウムヨウラン ラン科 ムヨウラン属 2014年5月21日 葦毛湿原 SONY α6000 Tokinar 35mmMacro f/2.8 1/30sec ISO400 |
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エンシュウムヨウランはラン科植物で、ムヨウラン属に分類される。
エンシュウは遠州で静岡県で発見されたことにちなんでいて、静岡県、
愛知県に自生しているが、近年では関東や四国でも見つかっている。
ムヨウランは無葉蘭で葉緑素を持たない菌従属栄養植物、腐生ランである。
ムヨウラン属のランは愛知県では他にムヨウラン、ウスギムヨウラン、
クロムヨウラン、ホクリクムヨウランがあるが、エンシュウムヨウランは
萼の下に膨らみがあるのが特徴で同定ポイントである。個人的には
一番地味なムヨウランという位置づけであるが、わずかながらアルビノの
鮮黄色のものがあり、別種と思われるほど美しい。いっそのこと全て
鮮黄色だったら大人気のランになっただろうになどと戯言を考える。 |