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アマドコロ ユリ科 ナルコユリ属 
2005年5月26日  葦毛湿原  Canon EOS 20D Tamron90mmMacro f/4.5 1/320sec ISO800

低山地や土手などに見られる多年草。高さ50cm。春に開花。和名は、地中にある根茎がトコロ(ヤマノイモ科)に似て、甘くて食用になることに由来する。滋養、強精、強壮と三拍子そろった薬草でもある。
茎は稜があって角張り、上半部が弓状に曲がる。葉はほとんど柄がなく、長さ5〜10cm、幅2〜5cm,長さ1.5〜2cmの白い花が1〜2個ずつ付く。類似のナルコユリは茎が丸く、葉の幅が狭くて花がよりたくさん付く。
アマドコロは園芸種としてポピュラーで庭先で普通に見かける。スズランに似た美しさに加え、、繁殖力と生息域が大きく育てやすいので広まったのであろう。ユリ科の植物は食用になるものが多いがユリ根くらいしか食したことはない。一度賞味してみたいと思っている。(誤って有毒のホウチャクソウを食べないように気をつけなければならないが。)