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ネジキ ツツジ科 ネジキ属 
2005年5月26日  葦毛湿原  Canon EOS 20D EF100mmMacro f/4.5 1/640sec ISO100

ネジキは高さ6m程度に生長する落葉の小高木。本州・四国・九州の各地、台湾・中国にも分布する。アカマツ二次林に多く生育するが、マツ枯れ以後の遷移進行にともなって、次第に減少しつつある。幹がねじれているのでネジキ(捩木)が名の由来。
5〜6月にスズランのような鐘形の花が整然と並んで付く。若枝が光沢のある赤褐色をしていて、落葉時に目立つ。花は下向きに咲くが、後に反転し、実は上向きになる特徴がある。秋には黄色から赤色に紅葉する。赤く変化した若枝とともに、なかなかあでやかである。樹皮がねじれて風情があり、春には花、秋には紅葉、冬には赤い若枝が楽しめ、味わい深い木である。