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ヤマサナエ 不均翅亜目 サナエトンボ科
2005年5月17日  葦毛湿原  Canon EOS 20D EF70-200mmF4 f/8.0 1/200sec ISO200

本州東北部から九州南部にかけて分布する日本特産種の少し大きめのサナエトンボ。和名は山(里山)に生息することにちなんでいる。腹部の背中側にある黄色い筋は第1〜7節にあり、第9節にはリングの黄色斑がある。キイロサナエに酷似するが、上唇に小黄色斑がないことで区別できる。腹長は44〜48mm。個体数は比較的多いそうだが、私は生まれて初めて見た。トンボといえばシオカラトンボとムギワラトンボとイトトンボと赤トンボそれからオニヤンマ・ギンヤンマしか見た記憶は無い。昨年豊橋自然歩道で初めてカトリヤンマを見て比較的身近なところに見慣れたトンボ以外に美しいトンボがいるものだと感心したが、本種はその第2弾である。