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ミズチドリ ラン科 ツレサギソウ属 
2005年7月2日  津具村  Canon EOS 20D EF100mmMacro f/4.0 1/500sec ISO200

ミズチドリは日当たりのよい湿地〜水湿地に生えるラン科の多年草。 栄養分の多い湿地では高さ1mを越え、他の植物から抜きん出る。花期は6月〜7月で茎上部に穂状に白色の小さな花を多数つける。名の由来は水湿地に生え、千鳥のような花を付けることから。背がく片は花の上部に覆いかぶさるようにつき、側がく片は左右に展開する。 側花弁は背がく片の下で前方に伸び、唇弁は舌状で下に伸びる。後部にある距は、長さ1cm以上あり下垂する。花には良い香があることからジャコウチドリ(麝香千鳥)の別名がある。 花のアップはこちら
撮影地ではかなりの株数が自生しており、清楚な白が際立って美しかった。同時期にノハナショウブも多数開花し、紫と純白の花の競演が大変見事である。