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ツチアケビ ラン科 ツチアケビ属 
2005年7月2日  津具 面の木園地  Canon EOS 20D EF100mmMacro f/5.6 1/50sec ISO200

ツチアケビは無葉ランの一種で葉の無い植物である。キノコの菌糸との相関関係で共生しており、養分をそちらから貰うので、同化作用で葉緑素を作る必要がなくなり、葉が退化してしまったという変わり者である。葉緑素を持たない腐生植物であるが、太く逞しい茎で立ち上がる。ヤマノカミノシャクジョウという別名もあるとおり、錫杖の飾りに似た淡い褐色の花を付ける。秋になるとアケビに似た形の実が熟し、それがツチアケビの名の由来となっている。アケビの実よりもウィンナーソーセージそっくりで、今時発見された新種ならばツチウィンナーと命名されたかもしれない。(¨;) 花はラン科の特徴をよく表している。 花の画像はこちら