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ハエドクソウ ハエドクソウ科 ハエドクソウ属 
2005年7月2日  豊橋自然歩道  Canon EOS 20D EF100mmMacro f/4.5 1/100sec ISO800

ハエドクソウは丘陵地帯の落葉広葉樹林下などに生育する。花は7月から8月に開花する。唇型で5mm前後の小さい花であるが、淡い桜色が美しい。顎の先端がかぎ状に曲がり、果実が稔るとこれによって動物の体について散布される「引っ付き虫」である。全草に有毒物質を含み、根を煮詰めた汁で蠅取り紙をつくったのでこの名がある。1科1属1種であり仲間の居ない種であるが、珍しいものではなく普通に生えている。