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クマシデ カバノキ科 クマシデ属 
2005年6月21日  津具村  Canon EOS 20D EF100mmMacro f/5.6 1/250sec ISO400

クマシデは高さ15mほどにもなる落葉高木で、日当たりの良い丘陵や山地の谷筋に多く自生する。葉は互生し、ふちには重鋸歯がある。葉脈(ようみゃく)は裏面にとび出て非常に明瞭。開花期は4月頃だが、その後長さ約4cmの果穂が秋まで垂れ下がって残る。実をつけた苞(ほう)が何枚も並んで垂れ下がる様子がしめ縄につり下げた白い紙(四手)のようだということで、シデという名が付いたそうである。ビール党の私には、この果穂がホップに見えてついついビールを連想してしまい、思わず喉が鳴ってしまう。(¨;)