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サワヒヨドリ キク科 ヒヨドリバナ属 
2005年8月7日  津具村 面の木湿地 Canon EOS 20D EF100mmMacro f/5.6 1/200sec ISO100

サワヒヨドリは日本全国に生育する多年草。日当たりのよい湿地や湿った草原に生える。茎は分枝せずに直立し、高さ50cm前後。葉は楕円形で対生する。茎の上部の葉は単純な形で2枚が対生する事が多いが、生長の良好な個体では1カ所から3枚づつ出てあわせて6枚の対生あるいは輪生のように見える。名の由来は沢に生え、ヒヨドリが鳴くころに花をつけるのことから。花期は8〜10月で、茎の先に淡紅紫色の頭花がびっしりと集まってつく。画像は蕾で開花すると白い髭のような花柱が長く突き出してくる。花柱はボサボサして見えちょっとお行儀が悪い。蕾のうちの方が姿が良い。