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ミヤマウズラ ラン科 シュスラン属  
2006年8月20日  新城市 Canon EOS 5D EF100mmMacro f/5.6 1/60sec ISO400

山地の樹林内に生えるラン科の多年草。分布は北海道中部から本州、四国、九州と広い。ミヤマ(深山)とついているわりに里に近い低山でよく見かける。名の由来は、葉にウズラ似た白い網目模様があるため。花がウズラの顔に似ているからだと思っていたのだが違うようだ。夏に10cmほどの花茎を立てて、その先に淡紅色の小さな花を7〜8個つける。花茎と花にはワタ毛が生えており、ウズラの雛のウブ毛のようにも思えてくる。非常にかわいらしい地生蘭なので家に持ち帰って育てようとしたり、また売買目的で盗掘される事が多く、だんだん少なくなってきたようだ。残念なことである。。